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クラウドファンディングでできること〜PR編〜

クラウドファンディングは資金集めだけでなく、戦略の立て方や利用の仕方、プロジェクトの内容次第ではそれ以上のものを得ることができます。自分たちのプロジェクトに対する市場の反応や、プロジェクトを支援するファンづくり、想いに共感して運営に携わってくれる仲間づくりなどがその一例ですが、その中でも、クラウドファンディングを利用することによって得られる「PR効果」についてご紹介したいと思います。
 
 

プロジェクト自体の話題性

クラウドファンディングは、インターネット上にプロジェクトの内容を公開することで支援者や支援金を募っています。そしてクラウドファンディングサイトは多くの人が訪れるサイトですから、まず掲載するだけで費用をかけずに一定の宣伝効果を期待できます。

 さらに、そのプロジェクトが目新しい商品やサービスなど話題性が強いものであったり、多くの人の共感を呼ぶものである場合には、それを見た人によるSNS等による情報の拡散が期待できます。また話題の盛り上がり具合により、雑誌やテレビ、ネットニュースなどによって紹介されることもあり得ます。

ECサイトとの違いはここにあるのかもしれません。楽天やAmazonで購入したものに比べ、クラウドファンディングでプロジェクト内容やプロジェクトオーナーの想いに共感して支援し、リターンを受け取った場合の方が、口コミやSNSでの拡散につながる可能性が高いのです。

このように、プロジェクトが話題や注目を集めやすいものであれば、それこそプロジェクトを公開するだけでも、多くの人に自分たちのプロジェクトを知ってもらえる可能性があるのです。
 
 

『蛍丸伝説をもう一度!大太刀復元奉納プロジェクト』

ここで、「蛍丸伝説をもう一度!大太刀復元奉納プロジェクト」を例に見てみましょう。

このプロジェクトは伝説の中に残る大太刀を復元し、熊本県の阿蘇神社に奉納する、というものでした。この刀が人気ゲームのキャラクターとして登場していたということもあって、SNSなどで大きな話題となり、結果、550万円の目標金額に対し、8倍以上の4500万円を集めて大成功を収めました。

このように、プロジェクト自体に話題になり得る要素がある場合には、そのプロジェクトを立ち上げるだけでも強いPR効果を発揮させることができるのです。
 
 

注目されることによるプロモーション

クラウドファンディングのプロジェクトの成果は集まった資金の額ばかりが注目されがちですが、この注目を集めるという特性自体もPRとして機能することができます。

『BOOK LAB TOKYO』

分かりやすい例が、「BOOK LAB TOKYO」が開業資金や内装工事のためにクラウドファンディングを利用した例でしょう。

1,500万円の目標に対して2,700万円を集めたこのプロジェクトは、集めた資金によってプロジェクトを実行できたことはもちろんですが、「多くの資金を集めたクラウドファンディングプロジェクト」として注目を集め、開店前の告知に資金をかけることなく多くの人に開店の宣伝を行うことに成功しています。クラウドファンディングで大成功したこと自体がPRにつながったというわかりやすい事例です。
 
 
クラウドファンディングによって資金集めを行うことが、同時に広くPRを行うにも繋がり得るのだということが見えてきたと思います。

クラウドファンディングは、ただ資金を集めてプロジェクトを成功させるだけ、ではもったいない。クラウドファンディングをプロモーションの材料の一つと捉え、戦略的に使うことが大切です。

「クラウドファンディングに挑戦します」
「クラウドファンディングをやっています」
「こんなリターンがあります」「これだけの人に支援していただいています」
「クラウドファンディングの結果これだけの支援を集めました」
一つ一つをPRに活かしていくことで、大きな効果を得られるはずです。

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